全沖繩
| 成立時間 | 2015年12月14日 |
|---|---|
| 總部 |  日本〒900-0021 沖繩縣那霸市泉崎2-105-18 官公労共済会館B1 |
| 目標 | 實現《建白書》精神，包括停止邊野古基地建設、撤回魚鷹部署、關閉並撤除普天間基地，以及放棄在縣內遷設計劃。 |
| 網站 | all-okinawa |
全沖繩 （日語：オール沖縄、オールおきなわ）全稱全沖繩會議（日語：オール沖縄会議），是日本沖繩縣的政治組織，其訴求為實現《建白書》所提出的訴求，包括阻止邊野古基地的建設、撤回魚鷹運輸機部署、關閉並撤除普天間基地，以及放棄在沖繩縣內另行設置美軍基地的計劃。[1]
簡介
[编辑]全沖繩的理念由被稱為「代表沖繩的保守政治家」的翁長雄志（曾任自民黨沖繩縣支部幹事長）於2012年秋季提出[2][3][4]。他在2000至2014年擔任那霸市市長期間，提出「沖繩的保守派包容革新派」、「超越保守與革新的沖繩」、「跨越保守與革新的沖繩縣政」等政治口號，並以此為基礎形成了一個政治團體。[5][6][7]
在全沖繩的支持下，翁長雄志於2014年當選沖繩縣知事。此次知事選舉首次讓左派與反對邊野古遷移的右派勢力聯合起來，形成了跨黨派的共同戰線。然而，在翁長雄志去世後，全沖繩內部的保守與革新勢力平衡開始向左翼革新派傾斜，導致部分保守派人士相繼退出該陣營。[8][9][10][11][12]
在2014年知事選舉後，全沖繩在沖繩各種選舉中合作，包括協調候選人、共同支持一候選人等。2015年12月，由名護市市長稻嶺進、社運人士高里鈴代、金秀集團會長吳屋守將擔任共同代表，成立了「反對邊野古新基地建設的全沖繩沖縄會議」，該組織整合了約20個反對邊野古基地遷移的團體。
全沖繩的參與成員包括：
此外，沖繩縣知事、那霸市長、名護市長等地方首長也參與其中。2016年5月起，全沖繩勢力在沖繩縣議會與那霸市議會內的席次過半。
然而在在首長選舉與議會選舉中，全沖繩的勢力逐漸衰退。2018年名護市長選舉、2022年名護市長選舉和2022年那覇市長選挙中由全沖繩支持的候选人均落败；2017年和2021年的那霸市议会选举[13][14]以及2024年冲绳县议会选举[15]中，全沖繩均未獲得過半席次。
由於全沖繩的主要訴求是反對邊野古基地遷移，因此該組織在一定程度上包容了部分反對邊野古基地但仍支持美軍基地存在的保守派。例如：
- 關於名護市內閒置美軍基地的歸還問題
- 關於那霸軍港遷移至浦添市的問題
一些由全沖繩支持而當選的保守派地方首長，在這些議題上仍基於美日安保條約的前提，並未完全持「廢除美軍基地」的立場。儘管如此，主導全沖繩的革新勢力並未因此撤換這些保守派首長，也沒有另行推舉其他候選人。這顯示出該組織在一定程度上維持了「反對邊野古基地」為最優先目標的立場，而對其他基地相關問題持相對寬鬆的態度。
競選口號
[编辑]翁長雄志在2014年沖繩縣知事選舉中，提出了「超越意識形態，重視沖繩認同」（イデオロギーよりアイデンティティ）[3][4]、「充滿自豪的富足」（誇りある豊かさ）、「我是保守派，但屬於沖繩的保守」（保守だが、沖縄の保守）等競選口號[16]，其中「オール沖縄」（All Okinawa）成為他最重要的口號。[17]他因此脫離自民黨，與革新勢力聯合競選，最終成功當選沖繩縣知事。[3][11][4][5][18][12]
這個口號不僅代表翁長雄志的政治理念，也逐漸演變成一個涵蓋保守與革新派的廣泛政治勢力。但由於該勢力內部的意見多元，唯一將其成員團結在一起的共識僅有兩點：
- 反對在沖繩縣內遷移美軍基地（包括反對將駐沖繩美軍普天間基地遷往名護市邊野古）
- 要求將駐沖繩美軍海軍陸戰隊遷出沖繩縣外[註 1]
「オール沖縄」的政治口號象徵著「超越保守與革新的沖繩」，與1960年代沖繩返還運動中提出的「島ぐるみ」（全島一致）口號具有類似的意涵。[12]
作為全沖繩運動的一部分，2015年12月，各方勢力共同成立了「反對邊野古新基地建設的全沖繩會議」，進一步統整相關政治力量。[20]
最初，全沖繩是超越保守與革新的廣泛聯盟，成員們在反對邊野古基地遷移上達成共識，至於其他政策則遵循「腹八分、腹六分」（指在部分議題上相互妥協）的原則。然而，隨著時間推移，該組織逐漸發生變化：
- 革新勢力（特別是日本共產黨）主導地位加強，導致「オール沖縄」內部的政治色彩愈發左傾。
- 日本最高法院的判決不利於全沖繩，使得阻止邊野古基地建設的希望變得不切實際。
- 沖繩縣內經濟惡化，通貨膨脹與生活成本上升使得民眾在選舉中更關心經濟問題，而不再將基地問題視為首要議題。
由於上述原因，「オール沖縄」的保守派政治家與商界人士紛紛退出。至2025年，該組織內部幾乎只剩下日本共產黨、立憲民主黨、社會民主黨、冲绳社会大众党等革新勢力，與其最初的「保守革新聯盟」性質已大不相同。[21][22]
對於「オール沖縄」這個名稱，《八重山日報》總編輯仲新城誠曾表示：「這個名稱容易讓人誤以為全體沖繩縣民都反對邊野古基地，但事實上並非如此」，因此認為這個名稱具有誤導性。[23]
註釋
[编辑]參考文獻
[编辑]- ^ オール沖縄会議 公式ウェブサイト |沖縄の基地問題について知ってほしい。私たちは「オール沖縄会議」です。. [2022-11-14] （日语）.
- ^ 乱流総選挙 沖縄の保守が突きつける インタビュー. 朝日新聞 (朝日新聞社). 2012-11-24.
沖縄を代表する保守政治家で、オスプレイ配備に反対する県民大会共同代表をつとめた翁長雄志・那覇市長（62）…「いまはオールジャパン対オール沖縄だ。沖縄の保守が革新を包みこまねば」
- ^ 3.0 3.1 3.2 岸政彦. 辺野古移設を強行すれば中国への怒りが広がる─大田昌秀インタビュー. SYNODOS -シノドス- (SYNODOS -シノドス-). 2015-04-02 [2020-06-19].
保守に属し、自民党沖縄県連の幹事長まで務めた翁長雄志氏が、沖縄の革新勢力から推されて移設反対を主張した。保守から革新まで幅広い支持を取り付けた翁長氏が、「イデオロギーよりアイデンティティ」「オール沖縄」をスローガンとし、多くの県民の票を得た。
- ^ 4.0 4.1 4.2 小松寛. 宜野湾市長選挙と戦後沖縄政治の変容 複雑怪奇な沖縄の「民意」─その歴史と現在を読み解く. 読売新聞 教育×WASEDA ONLINE (読売新聞社・早稲田大学). 2016-02-01 [2020-06-19].
保守政治家でありながら革新勢力と共闘し、辺野古への移設容認を表明していた前知事との選挙戦を制した…「イデオロギーよりアイデンティティ」「オール沖縄」を掲げる翁長県政の登場は、戦後長らく続いてきた保守対革新という戦後沖縄政治の構造を変容させたものとして大きな衝撃を与えた。
- ^ 5.0 5.1 篠原章. 本気を出した自民党が翁長氏「弔い選挙」に負けた４つの敗因. iRONNA (産業経済新聞社). 2018-10-01 [2020-06-19].
保守だった翁長氏だが、前回の知事選以降「オール沖縄」を率いて…翁長氏は保守政治家としての矜恃（きょうじ）を失いたくなかった。
引用错误：带有name属性“ironna20181001p2”的<ref>标签用不同内容定义了多次 - ^ 渡辺豪. 沖縄保守政治家の矜持～追悼 翁長知事. OKIRON (OKIRON). 2018-08-22 [2020-06-22].
沖縄を代表する保守政治家である翁長氏や宮城氏
- ^ 渡辺豪. 沖縄保守政治家の矜持～追悼 翁長知事. OKIRON (OKIRON). 2018-08-22 [2020-06-22].
真和志村(現那覇市)長だった父、沖縄県議や副知事を務めた兄を持ち、沖縄の保守本流の政治家一家のサラブレッドとして育った翁長氏。那覇市議、沖縄県議、那覇市長と積み重ねた政治家のキャリアの集大成として知事選に臨んだ
- ^ 革新色強まる“オール沖縄”不支持を明確にした金秀グループ会長 「社業に専念、辺野古移設は区切り」衆院選挙への影響は…（FNNプライムオンライン）. Yahoo!ニュース. [2021-10-02] （日语）.
翁長前知事の死去で保守と革新のバランスに変化 金秀グループ 呉屋守將会長:「オール沖縄勢力」という呼び方、私はちょとピンとこないんですね、翁長さんを亡くしてから。やはり彼は保守中道ですから、一部のそうでない方々がちょっとはしゃぎすぎたような気がしております。それが、かりゆしさんをはじめ他の方々のオール沖縄離れになってきたのかなと。政治学が専門の早稲田大学 江上能義名誉教授は、自民党沖縄県連の幹事長も務めた保守の政治家で、「腹八分腹六分」と唱えまとめた翁長前知事が死去したことで、保守と革新のバランスが変化していると指摘する。
- ^ 【独自】オール沖縄離脱「翁長丸に乗っていたら…」金秀会長が語った強い不満. 琉球新報デジタル. [2021-10-02] （日语）.
2018年の翁長氏の死去後、県内ホテル大手・かりゆしグループがオール沖縄を離れ、企業が支える体制にほころびが見え始めた。企業の離脱によって、オール沖縄は革新主導の「政党色」が一層強まっていった。
- ^ 政治勢力「オール沖縄」とは 経済界離脱、革新色強まる？ 【図解】（Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE）. Yahoo!ニュース. [2021-10-02] （日语）.
特定政党の主義主張が頭をもたげることもあり、それが亀裂を生じさせ、2018年ごろから表面化する。きっかけは、けん引役となってきた地元の著名な経済人が、翁長知事の支持団体「オール沖縄会議」から相次いで「離脱」すると表明したことだ。その1人が、県内でスーパーや建設業などを展開する「金秀グループ」の呉屋守将（もりまさ）会長。翁長氏を全面的に支援する考えを打ち出し、県内の選挙にも積極的に関与してきた。だが、18年2月の名護市長選で、「オール沖縄」が支援した現職が政府与党の強力なバックアップを受けた新人に敗れたことを理由に、呉屋会長は「オール沖縄会議」の共同代表を辞任すると表明(18年3月)。辞任に際し、オール沖縄は「政党色が強くなりすぎた」と語った。 「オール沖縄」の退潮を印象づけたもう一つの出来事が、県内ホテル大手「かりゆしグループ」のオール沖縄会議からの脱会（18年4月）だった。オーナーの平良朝敬会長もまた、翁長氏を支援してきた代表的な沖縄の経済人。「オール沖縄」を保守側から支えるシンボルだった呉屋、平良の両氏が距離を置いたことで、「オール沖縄」の革新色は強まったことは否めない。対立してきた自民党内からは「オール沖縄にもはや実態はなく、共産党や社民党などでつくる革新共闘に過ぎない」（自民県議）とやゆする見方がある。
参数|quote=值左起第326位存在換行符 (帮助) - ^ 11.0 11.1 照屋寛徳. 一・二八沖縄「建白書」の管理に関する質問主意書. 衆議院. 2015-01-27 [2020-06-19].
- ^ 12.0 12.1 12.2 「オール沖縄」誇り示す-保革超えた県政へ-翁長氏圧勝. しんぶん赤旗 (日本共産党). 2014-11-17 [2020-06-19].
- ^ オール沖縄勢力に打撃 「県都」那覇市で議席減 知事選・市長選に影響. 沖縄タイムス. 2017-07-10.
- ^ 那覇市議選 オール沖縄勢力減 自民など増. NHK. [2021-07-12].
- ^ 沖縄県議選で知事派大敗 玉城氏苦境も「辺野古反対は揺るぎない」. 朝日新聞. 2024-06-17 [2024-06-17].
- ^ 知念清張. 「沖縄知事選挙 翁長氏圧勝の深層」. 現代の理論 (現代の理論). [2020-06-22].
「保守だが、沖縄の保守」「イデオロギーよりアイデンティティー」「誇りある豊かさ」を訴えた翁長氏
- ^ 山本章子. 翁長雄志はいかにして「オール沖縄」知事となったか. OKIRON (OKIRON). 2018-08-19 [2020-06-22].
翁長氏は、ついに立つことを決意する。2014年11月の知事選に、自民党を割って革新勢力と手をたずさえて出馬することを決めたのだ。
- ^ 岡留安則. 「オール沖縄」による「建白書」提出を、本土はどう受け止めるのか?. マガジン9 (マガジン9). 2013-01-30 [2020-06-19].
- ^ 発言者：遠藤誠治（司会：宮城大蔵）. 徹底討論（Part 1）・「沖縄問題」の本質とは何か—「沖縄問題」としての基地問題の来歴と現状. nippon.com (ニッポンドットコム). 2015-07-28 [2020-06-22].
この点から見て、沖縄の人たちが、嘉手納の空軍基地については、まだ縮小、撤去とは言っていない、ということを見逃すべきではない。
- ^ 新基地阻止へ結集 「オール沖縄会議」発足に１３００人. 琉球新報. 2015-12-15 [2016-05-09].
- ^ 【視点】「オール沖縄」は存在意義失った. 八重山日報. 2025-01-28 [2025-01-30].
- ^ 「オール沖縄」結集10年 退潮傾向続くも沖縄・玉城知事「県民から期待持たれている」. 産経新聞. 2024-11-15 [2025-01-30].
- ^ 兼次映利加 2017，第56頁.